いろえんぴつ/水彩色鉛筆・・・水彩画への誘い
 


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▲水彩色鉛筆とは

■水彩色鉛筆を使う 1

■水彩色鉛筆を使う 2

■水彩色鉛筆を使う 3

●水彩色鉛筆で水彩画を描く 1

●水彩色鉛筆で水彩画を描く 2

●水彩色鉛筆で水彩画を描く 3

●水彩色鉛筆で水彩画を描く 4

●水彩色鉛筆で水彩画を描く 5

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水彩色鉛筆とは


私たちの大変身近にある色鉛筆。小学校の頃色鉛筆を使ったことのない方はまずおられないと思います。また水彩絵具もしかり。写生大会など懐かし思い出になっています。どちらも油絵と較べると大変身近な道具です。特に色鉛筆は私たちが日常、毎日使っている鉛筆のほんのわずかな延長線上にあります。私はこの身近な色鉛筆で絵を描いています。ただこれは、小学校のころ使用した色鉛筆とは違い水彩画の描ける色鉛筆なのです。

水彩色鉛筆は普通に描いていただいて、その上から水をつけた筆でなするとすぐに溶けだし水彩画のような感じになります。淡い水彩画の表現ができます。紙と色鉛筆と筆と水があれば、すぐに絵を描けます。もちろん水につけなければ普通の色鉛筆と同じです。

色鉛筆には油性のものと水性のものとに分かれます。どちらも芯に色の元の顔料とそれを固める成分から成り立っています。水性色鉛筆は、その中に界面活性剤を添加し、水に溶けるようにしたものです。また固める成分が多いと「硬質」(水に溶ける割合が少ない、普通の色鉛筆としての性質を多く残し、線をより活かせる)となり、顔料が多いと「軟質」(水に溶けやすい。線があまり残らない。柔らかい感じ。)となります。弊社としましては、より水彩画に近い表現のできる軟質を選んでいます。

水彩色鉛筆の一番の魅力は手軽に水彩画を楽しめることにあります。コンパクトでかさばらず、持ち歩きが楽な点にあります。パレットなどいりません。それでいて、通常の色鉛筆としての線画もでき、表現が多用です。重ね塗り、乾かしてからの重ね塗り、筆圧による表現、芯を水に付けての描画、粉状にしての使用など本当に多才です。表現の自由度が高く、それでいて手軽です。絵を描きたいがなかなか踏み込めない方に特にお薦めしています。

このHPでは水彩色鉛筆を使っての私の描き方をご紹介しています。ただそれはあくまでも私流のものであって、本来描き方は自由なものですのであくまでも参考にして下さい。色鉛筆といえど水を使いますので紙は、水彩紙を使います。ただ私たちが一般的に使う画用紙と一線を画すもので、本格的な用紙です。御使用になられるとその違いがよく分かります。

あるプロの方の水彩色鉛筆に魅せられたお話です。(書籍から引用させて頂きました)

初めの頃はまだペン、水彩絵の具、カラーインクを使って描いていましたが、その後、水彩色鉛筆と出会うことによって、ペンのような細密な表現、パステルのようにやわらかく温かみのある色彩、水彩絵の具やカラーインクのような透明感、これらを一つの画材で模写することが可能になりました。すべてがそろったこの画材に惹かれ、以降ほとんどの作品を水彩色鉛筆で描くようになったのです。
                             きたのじゅんこ 光と色のファンタジー 株式会社 朝日出版社より引用